文章で飯を食うライターが一番やっちゃいけないこと…それはコピペ。文章を書いてお金を得ている訳ですから、コピペは”禁忌”と言っても良いんじゃないかと思います。
でも、ネットは似たような記事で溢れてますよね。自分の書いた記事が(意図せず)コピペと判断される可能性も…。そんな事態を防ぐために、納品前にコピペチェックツールでチェックしておきましょう。
コピペチェックツールって何?
まずコピペチェックツールって何でしょうか?ざっくり言うと、ネット上の文章と比較し、コピペ(盗作)の有無を確認するツールです。
たまにブログの無断転載が問題になりますよね。無断コピペや盗用を防止出来る訳では無いですが、それをチェックする際に活躍するツールとも言えます。
使い方も簡単。コピペチェックしたい文章を貼り付け、後はツールにおまかせです。有料ツールも多いですが、今回は無料で簡単に使えるツールのみピックアップしました。
コピペ記事の納品でお悩みのクライアントさん、自分の文章がコピペじゃないか不安なライターさんは、一度使ってみてはどうでしょう?
CopyDetect
シンプルで何度でも使えるツールがこちらのCopyDetect。チェックできる文字数は1回あたり200字以上1,000未満です。長文は少しつらいかもしれません。ちょっと時間もかかります。
しかし有料ツールに多い完全一致・部分一致を利用可能です。かつ類似コンテンツのサイトURLを教えてくれるので、文章をどのサイトからパクッてきたか確認できます。
WordPressのプラグインもあるようですが、こちらは有料です。
CopyContentDetector
手軽に使えるのがCopyContentDetector。CSVのインポート機能付きです。すごくシンプルなコピペチェックツールですが、その分使いやすいですね。
ただ、結果の出力がちょっと特殊です。画面下部にコピペチェック結果一覧があり、かつcookieの許可が必要。ユーザー登録すればすぐ確認できるみたいです。
こぴらん
文章単位でチェック可能なツールが「こぴらん」。結構前からあるコピペチェックツールで、4,000字までチェックできます。機能は多分一番シンプルでは無いでしょうか。
チェック結果は類似数を表示する方式です。一致率を確認できるわけではないですが、文章単位でコピペの有無をチェックしたい時におすすめ。結果の表示速度も今回紹介したツールの中では一番早いと思います。
剽窃チェッカー
こぴらんと同じく、文章単位でコピペを確認できるツールが剽窃チェッカーです。2,000字までならチェック可能ですが、分量が多いと少し時間がかかるのが欠点。
ただし、ファイル単位でチェックできるWindows版ソフトウェアも提供されています。ウェブ版よりこちらが使いやすいかも。一々ブラウザ立ち上げるのが面倒な時におすすめです。
クラウドワークスのツール
ちょっと番外編ですが、クラウドワークスで発注経験があるなら、クラウドワークスのコピペチェックツールも利用できます。詳しくは以下の記事から。
CopyDetectみたく、一致部分を色分け表示してくれるのが魅力。パクリ元URLも判断できます。しかし発注経験者のみのため、誰でも使える訳ではありません。ライターにも使わせてくれたら便利なのに。
コピペは犯罪ですよ
まだ仕事を始めて間もない在宅のライターさんなら、どうせバレないだろうと軽い気持ちでコピペに走ることもあるんじゃないかと思います。納期がヤバそうな時とか、ついコピペして文字数稼いだりしてませんか?
しかし…コピペは著作権法違反です。”引用”や”転載”であれば全く問題ありませんが、盗用はアウト。罰せられることは滅多に無いですけども、自信の信用に大きな影響を与えるのは明白です。噂が広まれば仕事自体出来なくなりますよ。場合によっちゃ賠償請求もあるんじゃないかな。
「でも、どうせバレないんでしょう?」なんて考えてませんか。冗談抜きでバレます。だってコピペチェックはツールを使えば簡単です。私もクラウドワークスで一度発注した際、コピペ記事を納品してきたライターさんを即契約解除しました。一致率90%とかもう爆笑レベルです。
人によっちゃ「あっ軽~い」気持ちでやっちゃうコピペ。でもお金を貰っている以上、その先に待っているのは信用の失墜です。他人が生み出したコンテンツでお金を得ようなんて、虫の良い話はありませんからね。
コピペ、ダメ絶対。クライアントの信頼を得るためにも、コピペは絶対止めましょうね。
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