青色申告は複式簿記と簡易簿記の2つに分類されます。
10万控除が簡易簿記、65万円控除が複式簿記です。
青色申告は必要な帳簿も多く、自力で記帳するにはかなり大変なのがネック…。
なんですが、実はエクセルで帳簿付けをすることもできます。
青色申告もエクセルで十分(ただし例外あり)
青色申告用ツールは、有料の市販ソフトが普及しています。
でもフリーランスが使う程度であれば、少々勿体ないと感じませんか?
毎年アップデートの度にお金がかかるし、ソフト単体でもそれなりの金額になります。
なら無料のエクセルテンプレートを使って複式簿記をつけちゃいましょう。
今回はフリーで使える青色申告用のテンプレートをまとめてみました。
シェアウェア(有料)を省いていますが、フリーのものは意外と数が少なめです。
ただし、エクセルのテンプレートはある程度の簿記の知識が必要なことを覚悟しておきましょう。
簿記がサッパリわからん…という方は無難に市販のソフトをおすすめします。
それか後述のクラウドサービスが便利です。
白色申告用のテンプレートは下記記事でまとめています。
※2015/4/30の追記
青色申告にも対応したクラウド会計サービスは下記の記事で紹介しています。
ネットで帳簿を管理したい時、バックアップ面倒・簿記は色々わからん!という時にどうぞ。
青色申告用エクセルテンプレート一覧
複式簿記に対応した青色申告用のテンプレート。
エクセルのバージョンによってはマクロの挙動が変わるのでご注意。
同じくベクターより。
こちらのほうがレビュー件数は多いです。
機能が多い分、それなりの簿記の知識が必要になります。
こちらも青色申告用です。
なかなかシンプルで貸借対照表と損益計算書に対応。ただし設定変更などは一部有料である点に注意。
アフィリエイターさん向けですが、フリーランスでも機能十分です。
Excel2010で制作されているとのことなので、それ以前のバージョンやフリーのオフィスソフトはご注意。
エクセルのテンプレートではありませんが、青色申告用のフリーソフトです。
税理士事務所が無料で提供しています。
ソフトなので別途インストールが必要ですが、マニュアル類は充実しています。
クラウドサービスも検討
エクセルのテンプレートはあまり数がないので、クラウドサービスも利用を検討してみると良いかもしれません。
基本的にネット環境があればどこでも利用できます。
以下は無料で使えるか、無料プランもあるクラウドサービスです。
簿記の知識が無いけど青色申告が良い!という時は登録して試してみてはどうでしょうか?
テンプレートを使う際の注意点
青色申告用のエクセルテンプレートでは、ほとんどのケースでマクロが使われています。
マクロはエクセルのバージョンや種類によって挙動が違うため、動かない場合もあります。
特にOpenOfficeやLibre Officeのように、無料のオフィスソフトを使っている方は注意。
ただし、有料のオフィスソフトもマクロの挙動が違う場合があります。
もし動かない場合はマクロ設定をいじるか、別のテンプレートを試してみましょう。
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