フリーライターにとってある程度の文章スキルは必須であり、また永遠の課題です。
特に駆け出しの方はなおさらでしょう。
私自身前々から「フリーライターのよりどころ」が気になっていたのですが、
今回少し利用してみたので(あくまで個人目線で)紹介したいと思います。
フリーライターのよりどころとは
フリーライターのよりどころは、shinobiライティングやSagoooワークスのようなタスクサイトです。
いわゆる「ネットで文章書いてお小遣いゲット」のサイトですが、スタンスは
少々異なっています。
確かにお小遣い稼ぎという点では間違いありません。
フリーライターのよりどころが他と違う点は、文章スキルを上昇させる施策が
施されている点だと思います。
良かった点・ダメな点
フリーライターのよりどころの特徴を簡潔にまとめると、
○登録方法が簡単
○事前審査必要なし
○いつでも書ける
○丁寧な修正指示が来る
△ライターランクがある
△ランクによって報酬がグンと変わる
×ランクアップ条件は厳しい
×案件数が不安定
です。
個人的にはこう感じました。
登録は楽
登録はいたって簡単です。
メールアドレスを入力し、指示に従って手続きすればすぐ登録が終わります。
アクセスはこちらから
かかる時間は大体4~5分でしょうか。
案件があればそのまま書くこともできます。
ネットに繋げたらどこでもOK
基本的にマイページの案件一覧から好きなものを選び、執筆するだけです。
案件のジャンルは意外と多く、書けるテーマがすぐ見つかるかと。
ただし、案件があれば、の話です。
気軽に利用できる点ではShinobiライティングなどと同じですね。
承認スピードは案件によりけりで、即日は難しいかもしれません。
修正指示は丁寧(らしい)
フリーライターのよりどころは文章スキルを磨きたい人に向いているため、
修正指示も丁寧のよう。
“のよう”、と書いたのは私自身修正が来たことが無いためです。
ネットを見た限りでは修正ポイントが絞られている感じでした。
ネットには修正指示のないまま非承認で報酬お預け、というタスク作業もごまんとあります。
クラウドソーシング利用時に書いた記事だけ持ち逃げ、というケースも考えられますね。
修正指示がくる点は、そういった意味では安心かもしれません。
案件が無いときも多い
登録してからそれなりに時間が経ちましたが、実はこれが一番痛いポイントです。
公開案件と非公開案件の二種類あるようですが、基本は公開案件になります。
しかし、公開案件があるときは数百件ペースで見つかるものの、
あっという間に無くなることも。
次の日アクセスしたら0件、なんてことも珍しくありません。
本気で稼ぎたい方には向いていないかもしれません。
また、暇つぶしに書きたい方も、タイミングによっては案件が無いケースが考えられます。
利用者が多い分、牌の取り合いになるんでしょう。
案件の案内が来たらまとめて一気に書くのがコツ、になりそうです。
非公開案件はどうなんでしょうか?
まだ大して書いてないので気になるところです。
ライターランクと報酬条件が厳しめ
フリーライターのよりどころにはライターランクが存在します。
ランクはG~Sまであり、文字単価は0.24~0.4円(2014年11月現在)です。
他のタスクサイトと比べたら高額な部類に入ります。
ただ、ランクアップ条件が少々厳しいです。
GからFはすぐに上がりますが、Sに至るまでの道は修羅となる可能性も。
通算執筆文字数・承認率・品質スコアの3つが基準になっているため、
0.4円で書ける人はごく一部だと思います。
ちなみにSランクはトータルで150万字以上の記事執筆が必要です…原稿用紙で3750枚ほど。
フリーライターのよりどころの登録方法
登録方法は簡単です。
まずはアクセスしましょう。
次に「無料登録はこちらから」をクリックします。
メールアドレスの入力を求められますので、普段使っているメアドを入力しましょう。
その後仮登録メールが届きます。
登録画面では得意分野や興味分野、ライターのスタンスなどを聞かれます。
これによって案件数も変わると思われますので、しっかり記入しておきましょう。
登録ボタンを押せばID発行が完了し、案件があればすぐ執筆可能です。
こんな人向き
毎月数万円をコンスタントに稼ぎたい方には向いていないと思います。
特に公開案件数が不安定なため、案件がないときは何もできません。
多少ランクが上がれば良いですが、案件が来たら書くか、程度のスタンスで。
少し厳しいかもしれませんが、文字単価0.4円の案件ならクラウドソーシング、
SOHO仲介サイトの募集ですぐ見つかります。
フリーライターのよりどころもすぐランクが上がり0.25円になりますが、0.4円で
1万字書けば1500円の差額が発生します。
1年程度の長い目で見れば差は埋まるかもしれません。
ただし収入面を考えると、どんどん差は生まれます。
逆にブログも文章も執筆経験が皆無または少ない方にはおすすめできます。
例えば学生や主婦の方で、これから在宅ライターで少し稼いでみたい、と言った場合です。
修正指示などフォロー体制が整っているため、このような方にはピッタリでしょう。
SOHOサイトなどでも未経験OKのクライアントは少なくありませんが、
多少スキルが求められます。
あまりに文章が下手だと、仕事自体貰えなくなるクライアントも珍しくありません。
それに納期という”縛り”があるため、家事やプライベートが忙しいと納期が迫り、
精神的にも肉体的にも追い詰められる可能性が。
元に現役ライターの方でも徹夜覚悟で執筆するケースが少なくありませんし…。
文章スキルを上げるついでに報酬も欲しい、そういう方向きでしょうか。
たまに書きたい方、タスクサイトを複数併用したい方にもおすすめです。
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