ネットにおけるライターの仕事
フリーライターという呼び方をして良いのか私自身疑問を感じることもありますが、現在ネット上ではライターの仕事が多数掲載・募集されています。ブログライター、ウェブライター在宅ライターと人それぞれの呼び方がありますね。
極端ですが、パソコンとインターネットがあれば仕事が出来てしまう手軽さも魅力です。ただその反面、全く経験がないと安い単価に苦しめられ、本業でやっていくというのはかなり難しいと言えるでしょう。
仕事のジャンル
ネットで募集されているライターの仕事を大まかに分けると
- フリーペーパーなどの原稿作成業務
- 飲食店やサービスの取材(電話含む)
- コラムやニュースなどウェブメディアに掲載する記事作成
- ブログやSEOを意識したコンテンツ作成
- 口コミや体験談など
だいたいこの様に分類できます。私が現在請けているのは上から2番目~4番目の範囲、元々ライターの経験はいっさいありませんでした。ただまだ子供だった90年代半ばからサイト運営やブログの執筆経験があるので、”ネット上の記事作成”については経験済みです。
編集者や雑誌などの媒体の経験者を募集している案件も多数あります。ただ、これから始める方はブログ用文章、SEO関係の記事作成がメインになるでしょう。
ライターの仕事内容
主にウェブで募集されている案件の仕事内容は、ブログやSEOに関する文章、いわゆるキーワードライティングです。これが大勢を締め、次いでコラムとニュース、体験談・レビューのようになっています。
その他の仕事内容に関してはほとんど見受けられません。クラウドソーシングサイトを活用するなど、探し方に工夫が必要でしょう。
ライターの報酬単価
これは案件によって非常にばらつきがあります。たとえば同じブログ用の記事であっても、1文字当たり0.1円という場合もあれば、0.5円といったケースもあります。単価次第で毎月の収入が大きく変わりますので、最低単価にはこだわるべきでしょう。0.1円、0.2円といった文字単価は、不当に安いといっても過言ではないため避けるのが無難です。
ほかの人に任せることも、在宅のライターとして生活するなら必要と言えます。案件の取捨選択も大事な仕事です。
確保したい最低ライン
在宅のライターでやっていくなら、最低でも1文字0.4~0.5円相当は確保したいものです。原稿用紙1舞で160~200円といった世界ですが、ブログ記事や良くあるキーワードライティングなどは、慣れたら1時間に2500~3000字(原稿用紙6~7枚相当)は書けるようになります。
当然案件ごとにジャンルが違うため、実際は少々減りますが、簡単なものであれば1時間7~8本(500字換算)は目標にできます。言葉の引き出しがいくつもあるなら、十分に可能な範囲です。
ただウェブメディアは単価競争の激しい世界でもあり、0.3円前後で案件を発注するクライアントが多くなっています。ただこうした案件は慣れと”場数”をこなせば驚くほど簡単です。あまり気負いせず、気軽に執筆するのが良いでしょう。
もちろん仕事ですから納期は絶対厳守です。書きやすいクライアントの案件をメインに引き受け、ほかに単価が高めのクライアントの案件を引き受けるなど、平均単価を上げる努力をしましょう。
単価を上げる努力を惜しまない
良くあるブログ記事・キーワードライティングの単価は600字で160~200円、コラムは1000字600円~1,000円程度が主流です。自分のスキルや経験、知識を活かすのであればコラムやニュース案件を中心に引き受けてみましょう。
“ちりも積もれば山となる”が、在宅ライターの仕事です。書けば書くほど収入になり、逆に書かなければ収入もありません。フリーランスすべてに言えることですが、自分の仕事量の限界を見極めつつ、単価を上げるようにしましょう。
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