フリーランスは忙しい
サラリーマン時代とは、何もかも勝手が違うフリーランス。とても極端ですが、スケジュールもまた、会社員とは違った管理方法が求められます。フリーランスの場合、サラリーマン以上に厳しい管理が必要になるでしょう。
まず自分で”出勤時間”と”退勤時間”を決め、残業の有無もすべて決めなくてはいけません。時にはスケジュール通り動けず、後のタスクに響いてくることもあります。
自由という名の制約
フリーランスは自由業と呼ばれることもあります。自由に働けるメリットがある反面、自分で自由時間をうまく配分するスキルが必要なのです。
会社員の1日を考えてみると、まず出勤時間が決まっており、昼休みもしっかり決められています。残業することもありますが、退勤時間も決まっているため特に細かなスケジューリングは求められません。その日にこなすタスクを決めることに集中できます。
しかし、フリーランスは上記の通り、出勤・退勤に至るまで自分で決める必要があります。自由に見えがちな反面、こうした制約があるのです。時間配分をきっちりし、一日のノルマをしっかりこなすことがフリーランスに求められるスキルと言えるでしょう。
本業なら一日8時間を目安に
フリーランスといっても働き方はさまざまです。週50時間働く方もいれば、逆に10時間未満という方もいます。まず1週間に働く時間を決めることから始めましょう。
本業でやっていくなら、会社員と同じく1日8時間を目安にします。週5日働くとして、週40時間です。多少私用などで時間を取られると考え、残業込み40時間でも良いと思います。
働く日は基本的に月~金が良いでしょう。ほとんどのクライアントは土日休みです。個人の場合はそうとも限りませんが、法人ならほぼ100%土日は対応していません。納品なども平日に済ませるのがベターです。
スケジュール管理に使うツール
スケジュールを管理するなら、スマートフォンまたはタブレットを用いるのが良いでしょう。パソコンは立ち上げるのに時間がかかり、その都度修正ができません。普及していることも理由の一つですが、専用のアプリも多く、最初からインストールされているツールも多数あります。
毎週日曜日か月曜日に1週間の予定を決め、入力しておきます。毎日のノルマを決めておけばイヤでもやる気が起きます。出来なかった分は空いた時間にこなすか、次の日へと繰り越します。
フリーランスのスケジュール管理
フリーランスのスケジュール管理はとにかく難しいの一言につきると思いす。なれないうちは当然ですが、予定通りにタスクが進まないと後がつっかえるからです。
会社勤めなら給料の範囲または残業代が付くので、やる気の原動力にもなります。ですが、フリーランスは残業手当も基本給も無く、成果物を納品して初めて報酬が生まれます。タスクを見てやる気がそがれることもあるでしょう。
逆に言えば自由に働けるわけですから、無理をしない範囲で働けば良いのです。週末予定がなければ、平日働く時間を減らし、土日に2~3時間ずつ、仕事をこなすこともできます。案件が少なければ週の頭にまとめて仕事し、残りは休んでも文句は言われません。
そのためにはスケジュール管理が必要です。スケジュールをしっかり管理できれば、本当の意味で”自由”になることができます。週の働く時間を決め、細かくタスクを振り分けていきましょう。
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