ライターと薬事法の海のように深い関係(NGワードとか)

コラムと雑記
スポンサーリンク
※当サイトでは、収益手段としてGoogleアドセンスやアフィリエイトサービスを利用しており、ページ内には広告・アフィエイトリンクが含まれている場合があります。サイト・記事内の広告やアフィリエイトリンクをクリックしたり、遷移先で商品・サービスを購入したりした場合、運営者に収益が発生します。
※当サイトでは、収益手段としてGoogleアドセンスやアフィリエイトサービスを利用しており、ページ内には広告・アフィエイトリンクが含まれている場合があります。サイト・記事内の広告やアフィリエイトリンクをクリックしたり、遷移先で商品・サービスを購入したりした場合、運営者に収益が発生します。

近年特に多くなっているのが健康食品やサプリメントの類です。
テレビCMもびっくりするくらい増えましたよね。
正直嫌気が指している方も多いんじゃないかと思います。
私もその一人です。

ライターの仕事をやっていると、アフィリエイト用の記事作成依頼を受けることもあります。
当然健康食品やサプリメントの紹介記事とかの案件もあるわけですね。

スポンサーリンク

薬事法に抵触するおそれも

薬事法って聞くと、遠い遠いお話に聞こえると思います。
でも注意しておきたいのが、サイトも薬事法の影響をモロに受ける点です。
つまりアフィリエイト目的でも、サイトで化粧品を紹介する場合でも薬事法の理解が必要です。

売りたいからと言って嘘の効果や効能を書いたら当然アウト…。
自分で書くアフィリエイターさんはもちろん、依頼を受けたライターさんも同じ。
健康食品とかの記事を書くなら、薬事法に引っかからないよう文章を作っていかないといけません。

薬事法は難しい

前もって言っておくと、私も100%自信はありません。
薬事法は非常に難しく、時折改正もされるので今までOKでも次NGになることがあります。

ただ…実状は薬事法に抵触しているサイトや記事が盛りだくさん。
ネットのアフィリエイトや健康食品系のサイトなんか見てると、ほぼ9割は薬事法に抵触する表現してるんじゃないかと思うくらいです。

以下はあくまで一般的な例ですが、抵触しないよう気をつけておきましょう…。

薬事法の影響を受けるもの

非常に多くあります。
例えば医薬品はもちろん、健康食品(サプリメント含む)や化粧品などなど。
あとは育毛剤やダイエット食品も薬事法の範囲内です。
アフィリエイトの広告でよく見るのは主に化粧品と健康食品ですね。

普段のノリで書いちゃうと、後で大変な目に遭う可能性もゼロじゃありません。

化粧品の場合

主に以下のような表現はダメです。

  1. ○○歳肌が若返る
  2. シミが消える、シワが無くなる
  3. これ一本でニキビが治る
  4. アンチエイジング効果がある
  5. 美白効果がある(※顔料などの成分で白くできる場合は別)

心当たりありませんか。
良くシミやシワが改善されるとか、消えるとか書いてあるサイトは少なくないです。

“効果がある”ように書くことがダメになります。
上記を言い換えるなら、次のような感じに。

  1. 肌をきれいに見せる
  2. シミやシワを隠す
  3. これ一本でニキビ対策に
  4. 肌にハリや潤いを与えてケアを

このようになります。ややこしいですね…。
“対策”や”保つ”といった表現はOKです。
○○予防、○○効果、といった表現はNGになります。

健康食品のNGワード例

健康食品は、そもそも医療品か食品かという境界線が曖昧になっています。
結構混同して紹介しているケースが多いですよね。

特にサプリメント。
医療品じゃないですよ、”栄養補助”食品です。
あくまでも栄養”補助”が目的。

例えば次のような表現は薬事法に抵触します。

  1. 鉄分含有で貧血を改善
  2. ビタミンC配合で美肌効果が!
  3. 目の老化を予防
  4. 代謝を活性する効果があります

“改善”・”効果”・”予防”。
この3つのワードはNG例とされています。

○○効果が期待できる、とかついつい使っちゃいませんか。
よく使うワードだからこそ、少しびっくりしますよね。

アフィリエイトでも改善や予防、効果って言葉はよく使います。
でも、基本的に効果や効能を保証するような文言はダメなんです。

上記をOKの例に変えると次のようになります。

  1. 不足した鉄分を補給
  2. ビタミンCで肌荒れ対策に
  3. 眼精疲労を防ぐ
  4. ○○の力で体の機能を保つ

こちらもちょっと難しいですね。
“予防”がダメで”防ぐ”はOK(チェックツールで確認済み)なのは納得いかないかもしれませんが、それが薬事法。
よく使う”補う”、”対策”、”保つ”、”防ぐ”の4つのワードはOKになります。

ダイエット系の場合、痩せるや効果と言った文言は基本的にダメ。
痩せたい!とか、自信を取り戻す!とか、メリハリボディとかに言い換えましょう。

たまーに○○cmサイズダウン!と謳ってる商品ありますが、あれも確かNGだったはずです。
サイズダウンとかサイズ減少とか、マイナス○cmって文言がダメでしたっけ。
そもそもビフォーアフターの画像載せる時点でアウトだったかと。

仕事を受けない、という選択肢

薬事法はライターとも縁の深い法律。
薬事チェックしてくれるクライアントもありますが、逆におおざっぱなケースも多々あります。
絶対大丈夫という自信がなければ、仕事を受けないと言う選択肢が一番かもしれません。

一応私も健康食品やサプリメント類の記事作成依頼は時折受けてますが、クライアントが薬事チェックしてくれる場合に限ります。
1~2カ所ダメな部分が出てくることもあるので、個人からの依頼では原則受け付けていません。

実はアフィリエイトで健康食品や化粧品の紹介サイトも良いなぁと考えたことがあります。
でもリスクのほうが大きいんじゃないでしょうか。

仕事を受けるライターの立場になっても、考えることは当然同じ。
特に在宅ライターは自営業同然ですから、全部の責任を求められる場合もあります。
賠償も止められる可能性もあるわけだし、自己防衛は大切です。

コメント

タイトルとURLをコピーしました