フリーランスの資産運用をリスクとリターンで考える

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人生いつ何が起こるかわかりません。
年金が何歳から貰えるか、そもそも貰えるのかすら怪しくなってきた現在の日本、自分の身は自分で守るしかありませんよね。

フリーランスも同様に、自分のことは自分で守る必要があります。

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フリーランスも基本は貯金

となると、将来と万が一のためにも貯金することが大切。
しかし収入は一定ではありませんから、余裕があるときに貯めておき、いざという時は使えるような準備が必須だと言えます。

でも、貯金だけで将来は安泰かと言われたら、どうでしょうか。
絶対大丈夫とは言えませんし、数十年後に年金支給年齢の大幅引き上げ&減額コンボもあり得ますから、資産形成も考えなくてはいけません。

今回はフリーランスの資産運用について考えてみます。

資産運用基礎の基礎

貯金の金利が100万で缶ビール1本の時代ですから、銀行利息だけで将来の資産は形成できません。
なので、超低金利時代の現在、資産形成するためには多少リスクを取る必要があります。
お金を眠らせず、運用することですね。
リスクを取ればリターンも期待できますが、主に資産運用=投資になります。

ただし、貯金を全部資産運用に回すのは非常に危険絶対やってはいけません。
投資は元本割れも起こりますので、お金を全部投入したら泣くと思います。

大切なのは余裕資金でやること。
余裕資金は、生活費諸々を差し引いた後のお金です。
貯金に回せるお金、といってもいいですね。

例えば月5万円貯金できるなら、そのうち5千円~1万円ほど資産運用に回す。
1万円しか無いなら千円~2千円位回すなど、余裕のあるお金の一部を運用するのが賢明です。
少なくね?と思うけど、月1,000円でも500円でも資産運用始められるんです。

すぐに結果を求めるのではなく、5年・10年と長い目で判断することも重要。
将来の資産形成のためですから、長期運用できるものが望ましいですね。

ローリスクを前提にする

投資商品は色々あります。
例えばおなじみの株にFX(為替取引)、日本国債や外国債券、海外株式に不動産投資に金・プラチナ、原油…挙げきれませんね。

しかしフリーランス向きとなると、実は対象となる商品が限られます。
私個人としては、収入が一定ではないからこそ、ローリスクで資産を増やすことが大切だと考えています。

リスクとリターンは表裏一体ですが、ローリターンでもコツコツ運用すれば少しずつ増えていきます。日本や世界が崩壊しない限りは…。

確定拠出年金も候補になる

60代以降を見据えるなら、確定拠出年金も候補になります。
企業型と個人型の2つありますが、フリーランスが利用できるのは個人型です。

比較的安全性は高いと言われていて、投資に回して資産運用するなら確定拠出年金でも良いかもしれません。
掛け金が控除対象になり、節税効果は高いです。

掛け金は5,000円程度から。
途中で掛け金変更できるのが魅力ですね。

しかし掛け金の控除は大きい…税金払うくらいなら確定拠出年金や!、なんて思うんじゃないでしょうか。

確定拠出年金のデメリット

ただし、確定拠出年金も注意点が…。

  • 支給開始まで解約が難しい(掛け金変更は可)
  • 手数料が他の資産運用方法よりも割高
  • 中途解約で元本割れの可能性

この3つのデメリットが挙げられます。
確定拠出年金は、掛け金で債券や投資信託を運用するため、将来的にいくら貰えるか定かではありません。
払った額より支給額が少なくなる(=元本割れと考える)場合もあります。

自分で運用したほうが良い結果になる可能性も。
管理手数料も年間数千円掛かり、ちょっとお高く感じるかもしれません。

他は積み立て可能な投資信託が妥当か

他の資産運用となると、ローリスクの投資商品は少なめ。
避けるべきなのは、FX(為替取引)や株の信用取引、外国株式の直接売買、不動産投資(物件購入)、先物。

それなら何で運用すべきか考えると、確定拠出年金以外でベストな選択肢は、投資信託の積み立てでしょうか。

個人向け国債も安全性は高いですが、金利が0.05%と低く、100万円分を1年保有しても500円のリターンしかありません…最低額が1万円からなのは嬉しいですけどね。

投資信託って何か

投資信託は、お金を預けて他人に運用してもらう投資商品です。
当然投資なので、為替や株価の変動リスク、信用、国の破綻リスクなど、種類によって多様なリスクがあります。

一方で、購入する商品(ファンド)によっては分散投資できます。
仮に一つが駄目になっても他がカバーするので、投資した資金が0円になるリスクは限りなく低いですね。

株や債券、不動産など様々なジャンルを最低1万円から購入可能。
ただ、一部を除いて毎月積み立て購入できますから、フリーランスならコツコツ積み立てるのが良いと思います。

ネットの証券会社なら、月500円か1,000円から積み立て可能。
お財布に優しく、途中で金額変更できるので収入に合わせて資産運用できます。
仮に1年間の期待リターンが1%なら、1,000円が1,010円になりますね。

投資信託は株や債券、不動産に直接投資するよりもリスクが低いと考えています。

投資信託のデメリット

投資信託のデメリットは、

  • 商品によってリスクが曖昧
  • 仕組みがややこしい商品が多い
  • 手数料の存在

この3つに尽きます。

内容を見ても訳わからん仕組みのものは止めたほうが無難です。
コモディティとかハイイールド債券だ通貨選択だ、何言うてんですか?となります。

特に手数料は将来のリターンに関わるので、極力低いものをチョイスしましょう。
手数料の種類は、販売手数料、信託報酬、財産留保額の3種類。
信託報酬は管理手数料、財産留保額は換金手数料です。

選ぶ際は販売手数料が無料(ノーロードと言う)、信託報酬は1%以下(0.5%以下が望ましい)、財産留保額も極力低いものしましょう。

また、分配金が出るものもありますが、タコ足配当(=貯金を切り崩すようなもの)の商品が多く、数年以上先を見据えるなら、分配無しか年1回程度が良いです。

当然投資ですから元本割れもあります。
貯金と運用するお金を分け、余裕資金で積み立てることをお忘れ無く。

資産形成向きの投資信託は何か

色々なジャンルに投資できる投資信託。
毎月積み立てるとしたら、数百円から分散投資ができて手数料も安く、仕組みがシンプルなインデックスファンドが良いかな、と思います。

インデックスファンドとは、例えば日経平均株価やTOPIXなど、各種指数との連動を目指すファンドです。
相場が急激に動いても損失を極力低くできる、保守的な運用方法がウリですね。

リスクを取っても、積極的に資産を増やしたい(リターンを狙う)なら検討の余地があります。

ノーロード、信託報酬が1%以下、信託財産留保額が最小限(あるいは無し)で判断すると、以下の投資信託が積み立て向きでしょうか。

個人主観が入っていますのでご了承下さい。

日本の株に投資する

海外の株(先進国)に投資する

日本や海外のリート(不動産)を対象にする

日本・海外の債券へ投資する

手数料の安さを中心に選んだらニッセイだらけでした。

リスクの低さを順にすると、

  1. 日本債券
  2. 海外債券
  3. 日本株式
  4. 海外株式
  5. リート(不動産の投資信託など)

でしょうか。日本の不動産投資はJリートと言います。
日本株と海外債券は似たり寄ったりかな?リートも国次第です。

リスクが低いほどリターンも低いですが、複数ジャンルに分散し、毎月積み立てると良いかも。

別々に買うのが面倒なら、バランスファンドもあります。
株と債券へ同時に投資できるなど、シンプルさがウリですね。

SMTとeMAXISは新興国への投資もできますが…値動き激しいので注意。
フリーランスの方であれば、こうしたバランスファンドのほうが楽かもしれません。

別々に保有するよりリターンは少ないですが、分散効果で値下がりにも強いです。
手数料の総額も安く済みます。

時間と資金を分散する

投資信託で忘れてはいけないのはリスク分散ですが、時間と資金も分散し、リスクを最小限に抑える方法もあります。
ドルコスト平均法と呼ばれていて、投資信託の積み立て購入がこれに該当しますね。

例えば10万円を一括購入するのと、1万円ずつ10回に分けて積み立てる場合、後者(積み立て)のほうがリスクは低いです。

投資信託は毎日基準価格なるものが公表されて、平均購入価格がこれを下回れば元本割れ、上回れば利益(含み益)となります。
積み立ての場合、購入価格を平均化できるため、仮に基準価格が大きく下がっても損失は少ないのが一般的です。
買う(投資する)タイミングを気にしないでいいのも利点ですね。

元本割れもあるさ

貯金は1,000万まで元本が保証され、絶対割れることはありません。
が、投資は常に値が動いていますから、元本が割れる時期もあります。
今回の場合は投資信託ですね。

また、投資信託で資産運用するなら証券口座が必須です。
少額積み立て可能な証券会社は、SBI証券(500円~)か楽天証券(1,000円~)でしょうか。

銀行の窓口で買える場合もありますが、販売手数料が取られます。
100万買ったら手数料が3万とかザラなので絶対止めましょう。
だって銀行も”商売”ですから、大抵は顧客のことまで考えていません。

確定拠出年金と投資信託、フリーランス向きは?

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60歳以降を見据えるなら、確定拠出年金で資産運用するのも良いと考えます。
5~10年先を考えるなら、逆に投資信託でしょうか。

どちらも一長一短ですし、ライフスタイルに合わせて選びましょう。
40代・50代であれば確定拠出年金、20代・30代なら投資信託が良いかなと思います。

節税できるのは確定拠出年金ですね。これは非常に大きな魅力です。
少額運用&換金性を考えると、投資信託になります。

が、どちらも元本割れの可能性は捨てきれないので注意。
また、投資信託の含み益(利益)には20%ほどの税金が掛かります(NISAの場合100万程度まで非課税)。

何度も言いますが、多少減っても良いお金(余裕資金)で始めましょう。
また、今回の記事は私個人の主観ですので、資産運用は自己責任でお願いします。

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